メッセージ・・・

くらぶち草の会ホームページに訪問していただきありがとうございます。

みなさんが食卓で、畑のこと、自分たちのことを思ってくれているように、
私たちも畑で食卓のことを思い描いて頑張っています。
農業は、畑で作物が育っただけでは完了しません。
食卓でたくさんの笑顔に包まれて、おいしく食べていただくことで私たちの畑は耕されていくのです。
 
私たちはみなさんに、食卓で『食べる農作業』をしていただいていると思っています。
 
毎日、調理し食べ続けるのも作り続けるのと同じくらい大変だと思います。
本当に、本当にありがとうございます。食卓で、たくさんのおいしい笑顔を育てられるように、
生産者一同、さらにおいしい野菜づくりを目指して努力していきます。

これからも畑と食卓で一緒に農作業を楽しみましょう。                       生産者一同

 

会長メッセージ

有機農業をあたりまえの農業に!
日本で有機JAS制度が始まったのが2001年。くらぶち草の会は、その10年以上前、1988年に発足しました。私たちは日本に有機農業という言葉・名称を普及した農業者グループのひとつです。
農薬や化学肥料に頼らず、堆肥などで豊かな土を作り作物を育てる私たちの農法は有機、循環型、持続可能型、環境保全型農業などと呼ばれ、食の安全性だけでなく、自然界の生態系、生物多様性を大切にする農業とされてきました。
くらぶち草の会では、生産者の独自堆肥の施用と標高による寒暖差のある気候が野菜をおいしく育ててくれます。もちろん生産者の創意工夫、手間暇をかけてやらないと、野生動物や虫や病気に野菜たちが全滅させられることもあります。
私たちの会の大きな特徴は、現在会員の半数以上が非農家からの新規参入者だということです。有機農業を本気でやりたいという意志と倉渕という地域でしっかりと生きていく覚悟のある人たちをく
らぶち草の会は後継者として受け入れて育てています。地域の発展と後継者の成長を果
たして持続的な有機農業としたいと思っています。
くらぶち草の会の野菜を買って食べてくれる仲間、一緒に農業で生きていく仲間をも
っと増やして、今は特別で少数派の有機農業を「あたりまえ」の農業に変えていきたい
と考えています。
                         くらぶち草の会会長 和田裕之

くらぶち草の会とは

くらぶち草の会は、群馬県西部、榛名山の西麓 標高400~900mの準高原地域にあり、農薬や化学肥料に頼らない野菜作りに取り組んでいる生産者団体です。会員数は44名(2022年4月現在)

~くらぶち草の会 7つの宣言~

①楽しく、夢のある農業を志します
②自分に厳しく自らの栽培方法、生産物に責任をもちます
③土づくりを最重要課題として技術の向上に努めます
④栽培、生産、管理のコツや技を伝え合います
⑤仲間や後継者の育つ農業を実践します
⑥おいしい野菜づくりにこだわり、たくさんの食べる人の笑顔を育てます
⑦里山の文化を継承し、地域を活気づけられる団体を目指します

くらぶち草の会では

発足当時から新規就農支援に力を入れており、半数以上が他産業などからの新規就農者です。農業に興味がある方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
農作業体験、圃場見学なども大歓迎です。オンライン就農相談も行っています

▶詳しくはこちら











くらぶち草の会でも取り組んでいる有機農業とは、「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる」農業をいいます。(有機農業推進法)
くらぶち草の会では、『有機JAS認証』(認証機関 日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)を取得している生産者が、ほうれん草、小松菜、かぶ、ズッキーニ、レタス、きゅうり、にんじん、ピーマンなどを出荷しています。