くらぶち草の会の野菜

群馬県高崎市倉渕町、榛名山の西麓 標高400m~900mの「準高原」地域で、農薬や化学肥料に頼らない
野菜作りに取り組んでいます。 

気温マイナスにもなる冬の間、野菜の成長に欠かせない土づくりやハウスでの育苗に励み、春からの定植、収穫に向けて準備を重ねていきます。露地栽培では、昨今の気候変化、害虫などに悩まされながら、安心
で美味しい野菜をお届けできるよう、丁寧に手間暇かけて栽培しています。

栽培方針

①有機栽培、無農薬・無化学肥料栽培が基本
  除草剤、土壌消毒剤は一切使用しません。圃場では化学合成肥料は使用しません。
  防虫ネットや太陽熱処理等を活用して無農薬・減農薬栽培に取り組んでいます。

②自家製堆肥などの有機質肥料を用いた土づくり
  近隣地域の畜糞、きのこの廃床おがくず、コーヒー粕や茶粕などの資源を
  有効利用して微生物・有効菌の多い土づくりに取り組んでいます。
 
③栽培技術の向上に常に務め、仲間と情報を共有
 土壌分析による施肥設計などの各種勉強会や目ぞろえ会等を定期的に開催しています。

栽培技術

◆堆肥勉強会 
堆肥づくりは土づくり、野菜づくりの基本。良い堆肥を作れるよう原料の仕込み、発酵の経過観察、完成品の出来具合などを皆で検討しています。

◆品目別勉強会
品目ごとに生産者の圃場を視察し、栽培技術の情報を共有しています。

◆目ぞろえ会・検品会
出荷物の品質・規格が同じになるように確認します。きれいに袋詰めするコツなども若手生産者がベテラン生産者に教えてもらっています。生産者自身による出荷物の検品会も定期的に行っています。

◆栽培技術情報交換会
農閑期には、各生産者の課題を持ち寄り、栽培に関する情報交換はもとより、虫害対策、病害対策、雑草対策、獣害対策などの各種の情報も生産者で共有しています。